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シンポジウムパネルディスカッション(高根沢)2/3
 


酒井教授(コーディネイター)

 やっぱり実践者の言葉は重いですね。話は少し全体論的なところに戻ると思いますが、陣内先生その後を受けてお話をお願いいたします。

陣内助教授
 それでは、2人のパネラーの総括的な話になってしまうんですが、北島先生の話の中に出てきた循環型社会というもので、国の方針ではリサイクル・リユース・リデュースですが、行政もいくらかでも資源化しようと努力していると思います。それは、リサイクル・リユース・リデュースということが一般的なことだと思いますが、リヒューズ、つまり断るということも付け加えたいと思います。根本的に私達がいろんな物を買い過ぎることと、利便性とのバランスをどこまで考えるということなんですね。私たちはリサイクル・リユース・リデュースからもう1歩進んでリヒューズ、そんなに物が必要なのかというところを考えなくてはいけないのではと思います。
よく町づくり等のときに話しますが、総論賛成、各論反対というのがありますよね、これはアメリカではニンバイシンドローム(NIMBY SYNDROME)という言葉があって、自分の裏庭に来ることは嫌だよいうことで、自分たちの生活全体を考えれば必要なんだけれど、自分の生活圏に作られるのは嫌だということです。
ニンバイシンドロームは何十年も前から言っている言葉ですが、多分今の塩谷地区はそうだろうと思います。これは塩谷地区ばかりではなく全国的なもので、ごみ処理施設とか迷惑施設は課題があるだろうと思いますね。そのときに私達は何をやっていくべきなのか、北島先生の指摘にもありますようにたくさんあると思います。一つ私が感じておりますのは、パネラーの佐間田さんの話の中にあったように、私達がいつか忘れていること、そして私達が日常的に加害者になっていることを、意識化させるということが非常に重要なことだということです。私達はごみのことを考える時は加害者であり、被害者にもなりうるわけですが、一方で改善者にもなりうることです。その時に出発点はどこなのかというと、こういう問題もあるんだよということを意識できる仕組みを作っていくことが重要だと思います。佐間田さんは校門のところにステーションを作って子供が意識するようにと言っておりましたが、それは環境学習の上では重要なことで、それも子供だけでなく、すべての人達の環境学習となります。そのように、これから地域を担って行く子供たちに、しっかりした環境学習をやってもらいたいと思います。
 全国いたるところへ、いろんなテーマで聞き取り調査に出かけていくことがあるのですが、その中で重く心にのしかかっている言葉があります。岩手県の水沢というところに、子供の居場所作りを一生懸命にやっているグループがあります。そこの第1号館がオープンしたので聞き取り調査をやりました。水沢というところは客観的に見て子供達の社会活動が活発なところなんです。子供達が計画段階から大人達と一生懸命にやっていて、そこの中心人物であった加藤君という子の言葉ですが、「なぜ君たちはそんなに地域活動に頑張んの」と聞いたところ、加藤君が最初に「自分達の身の回りに目標とする大人がいるんだ」と言ったんですね。「回りに目標とする大人がいるんだ、だから自分もそういう大人になりたいから地域活動をやるんです。」と言うんですね。要は、環境学習と言わなくても私達大人が日常的な行動とかで、子供たちに対してどういう生活、どういう暮らし、どういう価値観を持って生きていかなければいけないのか示すことができるわけです。今回出ているテーマがごみと言うことなんですが、私たち大人が意識を変えて日常的な行動をきちっとやっていれば、全体的にいろんなものが変わってくると感じています。

酒井教授(コーディネイター)
 先程の基調講演で北島先生からお話があって、続いてパネラーの方々のお話があったわけですが、北島先生の方で付け加えることがあればお話いただきたいと思いますが。北島教授
 お二人のお話を聞いていて、宇都宮大学の学生諸君に対して灯台下暗しかなと思いました。宇大生はですね、ポイ捨て、ジュースを飲んだらそこに置く、紙やレジ袋はそこに置くというようにひどいもので、僕は大学ではごみ収集屋さんなんです。大学の中ではそれをやらないと、学生には環境学習が大事だと言ってるし、このギャップをどこまで埋められるかわかりませんが埋めなければなりません。パネラーのお二人のお話を聞いて私自身は頭でっかちなのだと思いますね。ギャップを埋めることは、学生の共感する感受性が強いから可能なのではないかと思いますね。
しかし1年に1回、4日の日は全国的に環境デーでしたので学内清掃をやったのですが、なかなか学生が出てこないんですよね。生協に入ってる学生はかなり一生懸命やりましたが、それでも人が足らないので職員がやりました。
  あまり参考にならないお話で申し訳ないんですが、またこの後いろいろ議論に加わっていきたいと思います。酒井教授(コーディネイター)
 ありがとうございました。まだパネラー同士で意見はおありかと思いますが、会場の皆様の中で私はこう思うんだけどと、ご意見のある方はございませんか。
 ※ 挙手する者なし
 パネラーの皆さんがきちっとお話をされ過ぎまして、本当言うとパネラーは多少穴があるものですが、今日のパネラーは穴がないんだな、困ったことに。
 どうですかどなたか、「自分のところではこんなこともあるんだが」と言うことでもかまいません。手を上げにくいのかもしれませんので、パネラーの皆様同士で何かございますかね。

会場(綱川氏(議員))
 発泡スチロール等は町で回収してくれるシステムがあるわけなんですが、ああいう軽くてガサのあるものは、持って行こうと思っても持ちにくいなとの気持ちもあるんです。包装で利益を被っている業者と話し合いがあればいいなと思います。

酒井教授(コーディネイター)
 今ここに集まっている方は消費者という立場でいますんで・・・実は矢板のときに売る立場の方に参加していただきまして、「結局商売なんです、消費者の方がこれで良いと言い切ってくれればもっと簡単に動けるんですよ」と言ってました。私が話す言葉ではないかもしれませんが、高根沢というところは農が充実しているところで「曲がったキュウリは売れません。買ってくんない」にも拘らず「何でそんなところに手を掛けて」と言う話になることがあります。
使う側から、あるいはごみを出す側から動いていく必要があるが、結局全体のバランスの話なんですよね。僕らも研究会をやるなかで今一番頭が痛いのはそこなんです。正直言って理屈を言うのは簡単なんです。実践していくとなるといつから実践していくのか、実践していかないと多分間に合いません。それがこのシンポジウムのきっかけですけれども、ここに集まって「はい、それでは」とはなりませんけれど。
 今の会場からのご意見で、先程の話の中のトリセンですか『買い物袋はいりません』とカードで示すとありましたが、そうなった背景とか理由はご存知ですか。

西谷氏
 もともと入り口のところにカードはあったんですね。入り口からカゴに入れていくと、どんどん買ったものが上に重なってしまうんで不便だなと思っていましたら、後日、気が付いたらレジのところに置くようになっていました。これはトリセンさん以外も同じようになっておりますので、スーパー協会かなんかで話し合ったのかなと思います。発泡スチロールの容器なんですが、実は私も持っていくのが大変で、実は1m×2mの箱の中に入れてありますので、古紙回収のように回収してくれたらなと思います。

酒井教授(コーディネイター)
 このへんのところは、古紙回収と同じような要領でやれば良いのかなと思うところですが、似たようなシステムをどう繰り出していくかが問題ですね。個人の努力で回収するのがまず第一ですが、そんなことも言っていられない部分もあるのかなと思います。やっぱり行政にお願いしなければならないことになってくると思います。  
今日いろいろ話を聞いていて行政にお願いする部分が多々ありましたが、今日直接私がまとめてお願いはしませんけれども、十分に聞き取っていっていただきたいと思います。


主 催

宇都宮大学・矢板市・塩谷町・氏家町・高根沢町・喜連川町
・塩谷広域行政組合 (TEL 0287-48-2760)



 
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