塩谷広域行政組合 タイトル1塩谷広域行政組合 タイトル2
メニュー
 
シンポジウム開催記録

矢板会場

氏家会場


高根沢会場
PDF (27kb)PDFダウンロード

喜連川会場


塩谷会場

ホームへ戻る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
HOME > 環境施設整備関連 > シンポジウムパネルディスカッション(高根沢)

シンポジウムパネルディスカッション(高根沢)3/3
 


北島教授
 ちょっとよろしいですか、西谷さんにパネラー同士でお聞きしますが、矢板でやった時にさまざまなごみ減量や資源化に向けた試みがありました。その中でスーパーのダイユーさんの話なんですが、マイバックとかの運動が行われた際に2%くらいしか普及率はないということでした。なかなか難しいと言ってまして、ある意味では精神革命みたいなところなんでしょうか。高根沢にあるスーパー等の大型店とかコンビニとかでは、マイバックを持って行くと、キャッシュやポイントがもらえる等の動機付けをしようと、市民や行政からの動きはなかったのですか。

西谷氏
 そうですね、あのごみ減量化の生活学校の長をやっている方が、みんなでマイバックを買ったと言っておりました。ポイント制はトリセンはないですけれども、リオンドールやオータニではやっています。

北島教授
 ダイユーさんの話ではレジ袋を出さないと「ケチ」と言われるんだそうですね。企業イメージが下がって、ケチと言われると企業経営に響くという難しさがありますね。高根沢の皆さんは水準が高いからそんな「ケチ」なんて言わないと思いますが、いや、矢板が低いなんてことではありませからね。そのような現実があることだけご紹介しておきます。

西谷氏
 高根沢の人達もレジ袋を貰っています。もしかしたら2%行かないんじゃないですか。私も毎回断っているわけではありませんで、持っている袋に入りきれない時もありますから、そういう時は貰っております。

北島教授
 宇都宮はゴミ袋は有料ではありませんので、そのレジ袋を使ってごみを出しているんですよね。そういう意味では有効活用はしているんですが、逆に大量のごみが排出されているということはございます。

酒井教授(コーディネイター)
 買い物袋一つをとってもなかなか話はつきませんけれども、先程出た『買い物袋いりません』というカードですが、皆さん苦労してやっているがなかなかうまくいかないのが現実なんですね。レジの直前に置いてあれば使えるわけですよね。我々抽象的なことを言ってますが、これから先、細かいことを一つずつやっていくことが大事で、佐間田さんの話にあった小学校の校門前に設置したことのように「ここにあれば効果が上がる」ということなのでしょう。我々は、全体論を研究会でやるとどうしても抽象的なことが多くなるけれど、ここで話を聞きながらしたほうが勉強になっています。
 会場の方で何かありませんか。

佐間田氏
 3列目に座っているロシアの方や韓国の方に、3人の外国の方は今住んでいるところから大学まで通っていると思いますが、毎朝見ている日本のごみ事情とお国のごみ事情の違いについてお話いただけますか。

酒井教授(コーディネイター)
 それでは今日の会場に北島先生のところの学生さんと、中村先生の学生さんが見えてますので、国際的な比較をちょっとお話いただきたいと思います。

韓国(ハン)
 ひとつ紹介させていただきますと、韓国では生ごみの再利用をしているんですが、生ごみに爪楊枝を入れないという運動をしているんです。なぜかと言いますと、爪楊枝を入れますと生ごみを豚などの餌にしますので、それを食べた豚が死んでしまうという事件がありました。食堂のテーブルの上に爪楊枝は置かないで、必要な方はレジのところで貰う形になってます。

中国(カーリン)
 中国から来る前から、ごみについて強い関心を持っておりまして、日本はごみの処理や意識が高い国であると思います。中国の今の現状は非常に急速に発展を遂げている国でありまして、13億の人口がおります。日本ほど裕福ではありませんけれども、これからどんどん発展していくと思います。先進国は裕福に暮らしておりまして中国も真似しようとはいきませんけれども、生活の水準が高くなるにつれ、ごみ問題はかなり深刻になってきております。アイスクリームを1本ずつ食べても日本は1億本ですけれど、中国では13億本になります。内陸の農村部ではごみに対する意識がまだまだ低くて、ごみの分別収集が日本並みになるまでには、まだまだかかると思います。ですから今から学校の教育で、先生がおっしゃったように子供のうちからごみに関する学習はかなり必要であると感じています。

ロシア(パウエル)
 私は宇都宮大学の大学院1年生です。ロシアのごみの処理の仕方についてお話しますと、日本と比べるともっと簡単に捨てられていると思うんです。多くのロシア人は生ごみを、自分のゼニワークとか畑を持っている人が多いので、冬は大変ですけれど夏はコンポストとして使います。残りの不燃ごみとかも一緒に捨てられて、捨て方も日本ほど複雑ではなくて、いつでも捨てられるようになっていて、決まってる場所に持っていけば焼却されています。

酒井教授(コーディネイター)
 今日本以外のところの話をしていただきましたが、会場の方で「この部分どうなってるのか」と聞いてみたい方ございませんか。

会場(綱川氏(議員))
 以前韓国へ行ったことがあって、その時生鮮食品のキュウリなどが一本ずつ売られておりました。日本だったら何本かまとめていくらとなってますが、今はどんなふうになっているでしょうか。楊枝の話が出たんで幼児な質問かもしれませんがお願いします。

韓国(ハン)
 基本的には日本と変わりないんですけれど、ほぼ共働き家庭なので大量に買うと残って捨ててしまうので、まとめて買えば安くなると思いますけど、高くても残らないように1本か2本ずつ買っている若者が増えている状況です。

酒井教授(コーディネイター)

 話を飛ばしてしまいましたけれども、簡単にまとめますと、北島先生から受益と受苦という話がありました。それから西谷さんあるいは佐間田さんからもやる気と言いますか、やっていることをどう伸ばすかということで、また同じく陣内先生も結局目標がいるからやるんだということです。ごみの問題は、やる気をどうやったら起こさせることができるかということなんですが、そういう話をするとまとまりにくいので、どうやったらやる気をなくすか、どうやったらごみが出す気がなくなるか、どうやったらごみを散らかすようになるか、そういうふうに考えてみるのも一つの手だと思いながら話を聞いていました。要するにどういうふうにやれば良いというような、いい方向に考えようとすると発想がまとまらない原因になります。先程、佐間田さんが「反社会的なものはどこにでもある」と言いましたが、僕なども偉そうなことを言ってますけれど、いざとなると「まあいいか」となってしまいます。皆さんもこのようなことが多分おありだろうと思います。どうやったら止められるだろうかと考えた時に、そのやる気を起こすのではなく、やる気をなくすことを考えといてそれをやれば、それをやらないようになるのかなと考えながら聞いていました。
 もう1つ、陣内先生の話の中に「身の回りに目標とする大人が居れば」との話がありましたが、これは私達大人がやる気を起こすという意味で、通常に子供を育てる時に「子供は背中を見て育つ」といいますが、そうではなく「背中を見せて育てるぞ」という意識を持てということの話かなと思いました。
 私がここで、勝手にまとめてしまってはおかしな話なんですが、今日の話のベースの一つに、我々自身が自らやって「こうやればいい」といちいち言わなくても、やっていればそれが伝わっていくのではないのかなと、パネラーの皆さんの話に強く出ておりました。全体の話は北島先生の話にありまして、共感ということ自体も、ある意味では誰に共感してもらうか、どのようにすれば共感してもらえるのかなと思いました。
 時間はちょっと早いのですけど、ご意見がなければこの辺で終わりにしたいと思います。

主 催

宇都宮大学・矢板市・塩谷町・氏家町・高根沢町・喜連川町
・塩谷広域行政組合 (TEL 0287-48-2760)



 
Copyright (C) 2003 塩谷広域行政組合 All Rights Reserved.