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HOME > 環境施設整備関連 > シンポジウムパネルディスカッション(塩谷)

シンポジウムパネルディスカッション(塩谷)3/4
 


酒井教授
 先程色々しゃべらせていただいたので、1つだけ述べさせていただきます。我々が出したごみ、これが最終的にどこでどうなるのだろうかという事を学習する必要があると思います。そういう意味で色々見学しましょうよというような事はあるんですけど、じゃあ見学に行く時に今の我々のごみが出されている所だけでなくて、もう1つ今最高の物のあるところをセットにしてもらいたいです。何が言いたいかというと、例えば、いいかげん使い込で来たごみ焼却炉に行きますと「うわーこんな大変な所なんだ」となります。大体そうなんです。大変だということを認識してもらう事はいい事なんですが、「あんな物うちには欲しくない」と言うのは当たりまえです。
例えば、私達塩谷地区、私達、私達と気軽に言いますけど、私も塩谷地区の住民なんで私達と言いますけど、処理した物は最終的に福島の方に溜まっているわけです。その最終処分場そこに行きますと、もう嫌になりますね。近寄りたくないです。それじゃ駄目だという事で「ここは本当に最終処分場なの?」といところいたくなるような所を見てもらうんです。その両方を見ていただきたい。いずれにせよ我々のごみは何とかしなければいけないわけですから、最終処分場までやりたいというふうにならないとまずいだろうと思いますので、そのあたりを認識してもらいたいですね。

陣内助教授(コーディネイター)
 非常に貴重な意見ありがとうございます。
 酒井先生の話の中でも木更津と武蔵野市が出ていたんですけど、私も先生と一緒に行って来たんですけど、特にショッキングだったのは武蔵野市ですね。市役所の直ぐ隣にごみ焼却場があるんです。周りには普通の住宅街です。なぜそれが出来るのか、酒井先生の基調講演にもありましたが周りの人達が不快感が出ないような努力を物凄くしていますし、情報公開を徹底的にやっているんです。出てくる情報のあらゆる物を公開しますから問題はないのでしょう。それでやはり先進的な所を是非見ていただきたいなと思います。
 では話が一回りしましたので、1つだけ皆さんどなたでも良いんですけど、私の質問にお答えいただきたいんです。増渕さんのお話の中で「消費者が変われば製品を作る事業者サイドも変わるんじゃないか」という話がありました。これはずっとそう言われていますが、なかなか変わらない。結局私達が求めている物が環境に配慮されていなくても、価値が「安ければ買う、便利だから買う」ということで、それが「環境にいいから買う」という観点でないからそうなんですかね。だとしたらどうすれば私達の消費構造が変わるんでしょうね、ということをずっと個人的に思っていまして・・・それはたぶん変わらないんじゃないかな、色々ありましたから。
 ご意見とか感想がありましたらいただきたいんですけど、消費者の立場から増渕さんどうですか。

増渕氏
 例えばですね、私が子育てしている時に、添加物が体に良くないとか着色料を使うとどうなるのか、とても身近な問題だったんです。子供に直接影響するという事が。今、子供達が成長して、私どもの年代になってしまいますと、添加物が入っていようと美味しければいいかなとか、テレビで宣伝していたので買ってみようかな、というような方向にとらわれてがちのような気がするんですね。でもお店に行って、いろいろと見てよく考えるという事が必要だなと思うんです。
 でもそこまでの意識というのが持てないんじゃないかなと思います。誰もが分かっていると思うんですよ、環境に良い物を皆で考えていきましょうという事を。でも実際にお店に行くと、どうしてもいつもの物を食べる方向になって、そこまで考えるという余裕がないんじゃないのかなと思うんです。

酒井教授
 私も絶対に買わないですね。自分自身が出来るかというとほとんど出来ないですね。そういう意味では、ごみ、その物なんですけど。でもそういう意味でいうと今の商品みたいな物は何とかして、良いという物を安くするという、税金を使ってでも安くする、また、同時に安いだけでは駄目なんです。安いだけでは手が出ません。見栄えが良くなければ。何とかしてこの2つをやらないと、これは別にごみだけの話だけではなくて、家は農家だったし、弟が農家やっているんで感じるんですよ。見栄えが良くないと買ってくれない。同じ少し曲がったキュウリは真っ直ぐでないと買ってくれない。真っ直ぐつくるには手間がかかるのでコストがかかる、にもかかわらず曲がったキュウリは買ってくれない、値段が安くても買ってくれない。見栄えとコストを何とか下げないと。
 環境の事を言っているので、それにかかるコストのこともあるので、何とかコストを下げなければ、たぶん私は正直言って無理です。

陣内助教授(コーディネイター)
 直接自分に関係していかなければ、なかなか行動に結び付かないものですね。関係してくれば、今日の大きなテーマであるごみ問題みたいに直結していくのかなと思うんですけど。
 ここで会場の皆さんの中からパネラーの皆さんにご質問とか自分は「こいう事でごみの減量しているんだ」とか、「こういうアイデアやったらうまくいった」とかですね、皆で色々と共有していきたいと思いますので、ご質問ご意見などございましたら、何でもけっこうですので。

会場(斎藤(塩谷町))
 塩谷町在住の斎藤と申します。酒井先生の話の中で、ごみの減量は大変めんどうという事でお話があったんですけど、確かに私もごみ減量はなかなかめんどうで実行出来ないんです。今の話で子供達の教育といいますか、子供達に伝えていくというと、教育で本とかでですが、子供達の意識改革もさることながら、大人の方の意識改革というのも必要になってくるんじゃないのかなと思います。また、具体的にめんどうくさくなく、ごみの分別減量が出来ればいいのかなと思うんです。具体的な意見があればすぐに減量出来るのではないかと思いますが、また、先生方とかパネラーの方々のご自分で何か工夫している事がもしありましたらお伺いしたいです。

酒井教授
 やはり言いっぱなしというのはまずいんで・・・。今もう子供達がいませんので、我が家でやる時には自分自身にストレスがかからないので難しいんです。
 大学にいる時には、うちの研究室の連中がこんなごみの出した方をしたというふうに言われますと私、立場がないんで・・・。ですから学生達を何とかしようと。何かしようとすれば自分が率先してやらないとうまくいかないものですから、ペットボトルはこうやって出すんだと一緒にやるんです。一緒にやっていたら、研究室で一番ごみの分別の出し方も心得ている人間になってしまいました。
 学生達はそれをやるのが当たり前になりました。しかし残念なのは研究室にいる時だけの限定です。「下宿に帰ったらやっていません」という事です。ですからこれをもう少し広げていくという事が、1つ必要かなと思っています。家に帰った時に「日曜日の粗大ごみ」と言われたくない気持ちと同じように、近所と一緒になって「おたくの班はなんなの」と言われたくないという気持ちがありますので、それを使うのも1つの手だなというふうに思っています。

中村教授
 私は大人の意識改革をこうしたら出来るというのではなく、気が付いたら意識が変わっていたというのが良いですね。ではどういう事なのかというと、分別は苦労しますし、めんどうくさいわけですよね。ですがそういった一定の人のエネルギーが、ある意味では報じられているわけですよね。そうした事が効果として、身近な事例として、分かるような物を我々工夫して作っていく必要があるわけですよね。
 それは北九州でやっている『エコッパ』という北九州ブランドのトイレットペーパーが確立されつつありますが、それは、そこで出た紙パックなどでトイレットペーパーを作るわけですね。そのために、紙パックなどを一生懸命洗って乾燥して出すわけですね。その人達にとってみれば『エコッパ』という北九州ブランドのトイレットペーパーという形で帰ってくるわけですから負担の問題があるとしても、指定袋を15円で買いますよね。指定袋にお金を払うとそのお金によって基金を作って、効果が住民の人達に分かるようにしているわけですよね。そうやって工夫している所は色々あるんです。小田原もそうなんです。
 私は北九州あたりの大都市よりも、そういった事は塩谷町の方がやりやすいと思うんですね。生ごみの堆肥化にしてもそういった環境条件は都市部より物凄くめぐまれているのだから皆さんで話し合って、大人から子供まで巻き込んで楽しくやっていけたらと思っています。

主 催

宇都宮大学・矢板市・塩谷町・氏家町・高根沢町・喜連川町
・塩谷広域行政組合 (TEL 0287-48-2760)



 
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